【追悼】10月5日はスティーブ・ジョブズ氏、4回目の命日
Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏は、現地時間2011年10月5日(日本時間では6日)、56歳の若さでこの世を去りました。4回目の命日となる今年は、ジョブズ氏の波乱に満ちた生涯を描いた映画が公開されるなど、改めて同氏の残した影響の大きさに思いをはせることとなりそうです。
iPhone4s発表の翌日になくなったジョブズ氏
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった2011年10月5日は、iPhone4sが発表された翌日でした。先代モデルからの大幅な性能向上とSiri搭載で注目されたiPhone4sは、日本国内ではソフトバンクが独占していたiPhone販売にauが参入したことでも注目を浴び、世界的にも大ヒットとなりました。
ジョブズ氏は、10月14日にアメリカや日本など各国でiPhone4sが発売されて世界が熱狂する様子を見届けることはできませんでした。
現在も残るジョブズ氏の影響力
現在も、Apple製品が出るたびにジョブズ氏の影響や意向が話題となります。最近では、iPad Proと同時に発表されたApple Pencilをめぐり、ジョブズ氏がiPhoneにスタイラスペンを使うことを嫌っていたことが話題となりました。
Apple Watchについては、本体デザインの比率が初代iPhoneと同じではないか、などとも話題になりました。
ジョブズ氏といえば、スタンフォード大学での有名なスピーチのほか、多くの名言を残しています。また、ジョブズ氏とともにAppleの共同創業者であったスティーブ・ウォズニアック氏は、今もApple製品やジョブズ氏とのエピソードなど、発言のたびに注目を集めています。
絶大な存在感を持ったカリスマであったジョブズ氏の後を継いでApple経営者となったティム・クック氏は、着実にヒットを積み重ね、Appleの世界最高の企業としての座を確固たるものとするとともに、自身がゲイであることを告白し、世界の多様性を尊重する姿勢を明確に打ち出しました。
ジョブズ氏を描いた映画は今週末に全米公開
スティーブ・ジョブズ氏の人物像を描き、氏をよく知る人々も内容を絶賛する映画「Steve Jobs」は、ジョブズ氏の命日から最初の週末、アメリカで公開される予定です。現時点では日本での公開予定について発表されていませんが、ぜひ日本でも上映して欲しいものです。
以下は、映画公開を目前に発表された、撮影中の場面などをおさめた映像です。
最後になりましたが、iPhoneをはじめ数多くの功績を残し、テクノロジー業界に限らない幅広い世界に、決して色褪せない足跡を残した、スティーブ・ジョブズ氏のご冥福を心よりお祈りします。
(hato)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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