2015年9月28日 18時39分
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iPhone6sの「3D Touch」、iPhone4時代から開発されていた
iPhone6sの目玉機能として「3D Touch」がありますが、同機能を開発するのに5年の歳月を要していたことが明らかとなりました。
5年もの歳月を要し
「3D Touch」の開発から実装までに、最低でも5年の歳月がかかったことを明らかにしたのは、アップルの元インタラクション・デザイナーであるAvi Cieplinski氏です。
同氏はツイッターでiPhone6sが手元に届いたことを明らかにしたツイートで、「アップルでの5年に渡る仕事が結実した製品だ。自分が3D Touchしていることが信じられない」と感慨深げに述べ、2010年の時点でアップルが「3D Touch」の開発に着手していたことを示唆しました。
This morning I received the end product of 5 years of work at Apple. Can't believe I'm really 3D Touching it. 🙂 pic.twitter.com/pHRoEvi1nC
— Avi Cieplinski (@sf_avi) 2015, 9月 25
以前にブルームバーグが行った特集でも、同機能の開発に数年間かかったことが分かっていましたが、5年も要したとすれば、実にiPhone4の時代から開発が試みられていたことになります。
BlackBerryも類似特許は取得していたが
ディスプレイをクリックするという類似技術の特許は、BlackBerryが2007年に取得しているため、アップルがゼロから3D Touchを生み出したわけではないとする声も一部にはありますが、単なるコンセプトに終わらず、製品化までこぎつけたのはアップルが史上初であり、その功績は讃えられてしかるべきでしょう。
どんな機能にも、ユーザーには知りえない苦労と長い開発の歴史があることが伺えるツイートでした。
Source:Neowin,Twitter,Cantech Letter,Bloomberg
(kihachi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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