2015年9月27日 19時10分
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Apple、iPhoneの絵文字でロシア政府から罰金を請求される?
Appleが、iPhoneに入っている絵文字のため、ロシア政府から罰金を科せられる可能性が出てきたようです。
iPhoneの絵文字、同性愛の推進を禁じる法律に抵触?
ロシアは、2013年に「非伝統的な性関係を宣伝」することを禁じる法律を施行しており、iPhoneなどのiOS端末に同性愛カップルを表現した絵文字が含まれるのはこの法律に反する、として当局が捜査を開始した模様です。
この問題については、8月にもロシア政府がSNSでの同性愛絵文字を使用禁止にしようとする動きが報じられていましたが、ロシア当局はAppleを標的に定めたようです。
科せられる罰金は、100万ロシアルーブル(約184万円)と、金額こそ巨大企業Appleにとっては微々たるものです。しかし、クックCEO自らが同性愛者であることを明かし、世界の多様性を重視する姿勢を明らかにしているAppleが、ロシア政府の方針にどう対応するのか、注目されます。
同性愛カップル絵文字はiOS6で追加
Appleは、2012年に公開したiOS6で同性愛カップルの絵文字を追加したほか、昨年のiOS8.3では、絵文字を多様な人種に対応、色使いが極端ではないかと話題になりました。
なお、iOS9.1では、使える絵文字がさらに増える予定です。
Source:9to5Mac
(hato)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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