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2013年10月30日 07時00分

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ドコモ、解約数上昇とMNP流出止まぬ中、iPhoneに期待する決算発表

ドコモ、解約数上昇とMNP流出止まらず。iPhoneに期待する決算発表
10月25日にNTTドコモが、2013年度第2四半期の決算発表を行いました。MNPでの止まらない顧客流出の影響もあり前年同期比で減収ながら、増益となりました。週刊アスキーの報道によると、iPhone 5s / 5cの導入効果が出る今後への期待感が伝わる決算発表となりました。

営業利益は4,732億円で微増

2013年度第2四半期の営業収益は、対前年同期比で0.4%マイナスとなる2兆1,990億円、営業利益は0.4%プラスの4,732億円でした。減収の要因としては、9月の流出件数で約13万件と、MNPでの流出を止められなかったのが響いた模様です。一方で営業利益は0.4%と微増となったのは、スマートフォンへの買い替えが進んだことによるパケット通信料収入や端末販売収入の増加、「ツートップ戦略」での販売促進費用の絞り込みが効果を上げた模様です。KDDIが前年同期比5割増しで3,400億円という猛烈な勢いで利益を上げているのに比べると、穏やかな増益、といった印象です。

高止まりする解約率と苦戦するMNP流出対策を掲げる

近年、ドコモの解約率は上昇を続けており、直近では上昇の幅は狭まったものの、相変わらず解約率は上昇傾向にあります。MNPでは、鳴り物入りでiPhone 5s / 5cを発売した後も他社への流出が止まらず、9月期は新規契約から解約数を差し引くと約5万件純減しています。ドコモは、iPhone 5sの入荷が安定し、在庫を確保できるようになればこの流れを変えられることに大いに期待している模様です。
 
収益の改善のために、長期顧客を優遇するようにして流出を防ぐことを方針として掲げていますが、ドコモにとって顧客満足のための課題は通信回線の品質と言えるでしょう。現在までに多くの調査機関やメディアが、iPhone 5s / 5cによるデータ通信回線比較を発表していますが、ドコモは大多数の調査結果において通信速度、パケ詰まりで最下位となっています。解約数上昇もMNP流出傾向も、ドコモが顧客に見放されていることの表れであり、顧客がスマートフォンの性能を引き出せるLTE回線の品質をより重視してキャリアを選択していることの表れと言えるかもしれません。

通信品質の改善がポイント

ドコモの決算発表では、2GHz、800MHz、1.7GHz、1.5GHzの4つ(iPhone 5s / 5cでは1.5GHzに非対応のため3つ)の周波数帯域を使った「クアッドバンドLTE」で、エリアの広がりと通信速度を向上させていく計画が発表されました。通信回線の品質向上については、ソフトバンクが900MHz帯のプラチナLTEを加えた「トリプルLTE」計画を発表しているほか、auは800MHz帯の「プラチナバンド」を訴求するなど、各社が品質を競っています。今後、各社の通信回線の品質競争がどう展開されるか、注目していきたいと思います。
 
 
参照元:週アスPLUS
執 筆:hato

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