「Apple Carは年間4,000億時間を生み出す」アナリスト発言
Morgan Stanleyのアナリストが、Appleが開発中とされるApple Carは、「非生産時間」を年間4,000億時間節約すると分析しています。
Apple Carは年間4,000億時間を生み出す
AppleとTeslaに詳しいMorgan Stanleyのアナリスト、Adam Jonas氏とKaty Huberty氏が、Appleの自律走行車により、年間4,000億時間もの非生産時間(ハンドルを握っている時間)が節約できると記したメモを、投資家向けに配布しました。
「年間4,000億時間の価値がどのくらいだと思いますか?Appleがこれらの時間からどのくらいの価値を生み出すでしょうか。別の言い方をすれば、消費者はこの時間のためにいくら払うでしょうか」
またAppleが電気自動車のカテゴリーそのものを変えるとし、
「世界でもっとも価値のある企業が車を作るとしたら、それは間違いなくすべて電気で動く、電池駆動の車になるでしょう。Appleのリソースと技術力をもってすれば、電気自動車開発は加速し、消費者の受け入れも進むはずです」
と記しています。
アナリストはどの自動車メーカーよりAppleに注目
興味深いのは、アナリスト2人が「Appleの自動車業界参入が確かであると確認できるときこそ、輸送の歴史上もっとも重要な瞬間になるでしょう」とし、Teslaはおろか、General Motorsなどの自動車メーカーの名前を一切挙げていない点です。
Appleの自動車開発については、カリフォルニア州のDMV(陸運局のような組織)と自律走行車実験についての話し合いを行ったり、電気自動車開発部門Project Titanの人員を増強、計画を1年前倒しして2019年完成を目指すなど、いくつかの動きが報じられています。
Source:Barrons
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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