iOS9のバグを見つけたら1億円の報奨金が貰える大会開幕
もしiOS9の解析に自信があるのであれば、現在開催されている「iOS9のバグ探し大会」に参加してみるのも面白いかもしれません。
1つバグを発見で100万ドル
この大会を主催しているのは、Zerodiumというセキュリティ会社で、バグを見つけてiOS9のシステムに侵入することへ成功したユーザーには、1つあたり100万ドル(約1億2,000円)払うと宣言しました。
さらに同社は、ウェブサイトやアプリ、メッセージを通してiOSデバイスを遠隔操作でコントロール可能な状態にする技術を、開発したユーザーに、最高で300万ドル(3億6,000万円)払う用意があるとも発表しました。
「iOSは現段階で最もセキュリティの高いシステムだ」とZerodiumは述べます。「だが、セキュリティの高さは侵入出来ないということを意味しない。iOSは甚大なコストと複雑化した脆弱性を抱えており、そしてここに『iOS9のバグ探しで100万ドルゲット大会』が参入したというわけだ」
大規模攻撃がなされる前に
もちろん、こうした大会は同社がiOS9をハッキングをしてしまおうというわけではありません。最も企業が恐れているのは、バグが広く公表されないまま、大規模攻撃がハッカーたちによって行われてしまう「ゼロデイアタック」です。
先日も、パスワードを入力することなく「写真」アプリにアクセスできるバグが発見されただけに、今後も新たに公表されるであろうiOS9のバグについては要注目と言えます。
Source:威锋网,Wired
(kihachi)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: kihachi の記事一覧