Apple、自動車開発プロジェクト完成目標を2019年に前倒し、人員も3倍へ増員か
Appleが電気自動車開発プロジェクトの完成年度を前倒しし、開発チームの人員も現在の3倍へと増員する計画のようです。
計画を1年前倒し
Appleは電気自動車プロジェクトについて、当初2020年の市場導入を目指すと報じられていましたが、これを1年前倒しし、2019年導入を目指していることが、Wall Street Journalの報道で明らかになりました。また計画前倒しのため、開発チームの人員を約1,200人増員し、現在の3倍規模へと拡大する模様です。
Appleは約2年前に、「Project Titan」という名称で電気自動車開発プロジェクトに着手したとされています。自動車業界からエンジニアをヘッドハンティングして秘密の開発チームを形成、独自開発に取り組んでいると報じられる一方、BMWと提携し、同社のi3をベースに電気自動車の開発を進めているという噂も根強く残っています。
Appleの電気自動車第1号は自律運転車ではないかも
また「SixtyEight」という『市場調査会社』をカリフォルニア州サニーベールに設立、電気自動車開発の隠れ蓑にしているという報道もあります。同社の実態は電気自動車開発であり、AppleがA123やTeslaから引き抜いた従業員が、サニーベールで開発に取り組んでいるとのことです。
つい最近ではカリフォルニア州のDMV(日本の陸運局のような機関)と自律運転車についての話し合いを行うなど、Appleがプロトタイプ第1号の試運転の段階へ到達しつつある可能性が示唆されています。しかしWSJは第1世代モデルには、自律運転機能は搭載されないかもしれないと報じています。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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