iOS9の普及速度、昨年のiOS8とほぼ同じ
公開されたばかりのiOS9の普及速度が、昨年iOS8がリリースされたときとほぼ同じであることが、複数の企業の分析で明らかになりました。米MacRumorsが報じています。
リリース後24時間で12%
Mixpanelによれば、リリース後24時間経過時点でのiOS9のシェアは12.60%で、昨年のiOS8のリリース後24時間時点でのシェアとほぼ同じとのことです。Mixpanelは、iOS9がアップデートに必要とする容量が1.3GBとiOS8の3分の1以下であることから、iOS8よりも有利なはずとし、またiOS7と比べるとかなり普及速度が遅いと指摘しています。
各調査および分析はそれぞれ異なるiOSユーザー層を対象に行われているため、数字にはかなりばらつきがあります。しかし分析を行っているすべての企業が認めているのが、iOS9の普及速度がiOS8とほぼ同じという点です。
Tapjoyは端末ベースで、iOS9はiOSユーザー全体の4~7%、Fiksuは6%と分析しています。
GoSquaredはiOSトラフィック全体の約12%がiOS9ユーザーであるとしており、これはMixpanelの12.60%、Paddleの11.84%と近い数字です。
iOS9の普及速度がiOS8とほぼ同じという謎
2年前にiOS7がリリースされたときは、iOS9よりもはるかに速く普及しましたが、これはiOS7がデザイン面で大きく変化したためです。一方iOS8とiOS9では新機能はかなり追加されたものの、見た目はほとんど変わっていません。
先述したように、iOS9がアップデートに必要とする容量がiOS8と比べてかなり小さいことを考えると、iOS8とほぼ同じペースでしか普及していないというのは、やや不可解な印象すら受けます。
Source:MacRumors
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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