2015年9月18日 06時23分

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Apple Watch、2015年はウェアラブル市場を独占~IDC

Apple Watch 次期モデル


 
2015年の Watchの出荷台数は1,390万台で、同年のウェアラブル端末市場の58.3%を占めるとの予測を、調査会社IDCが公開しました。

2015年のウェアラブル市場はApple Watchの独壇場

IDCによれば、2015年におけるウェアラブル端末の出荷台数は、前年の2,890万台から163.6%増の7,610万台となる見通しです。2019年の世界全体での同端末の出荷台数は、年複利成長率22.9%で伸びて1億7,340万台に達するとIDCは予測しています。
 
導入初年度で、スマートウォッチ市場のリーダーとしての地位を確立したwatchOS()は、58.3%のシェアを獲得したと見られています。IDCは、第1世代については様子見を決めていたユーザーが購入を決断するとして、第2、第3世代のApple Watchが出荷台数を伸ばすと予測しています。
 
ただしOSベースでの市場シェアについては、ほかのOS、特にAndroid Wearが今後はシェアを伸ばし、watchOSのシェアそのものは縮小するというのがIDCの推測です。
 
IDC_wearable

Digitimesは900万~1,200万台と予想

一方台湾のDigitimesの調査部門であるDigitimes Researchは、2015年のApple Watchの販売台数について、900万から1,200万台という、IDCよりも控えめな数字を見積もっています。
 
その理由についてDigitimesは、App StoreにはApple Watch用のアプリが1万以上あるものの、大半のアプリがAndroid Wearにも対応しているため、Apple Watchの購入意欲に結びつかない、と説明しています。Apple Watchが買いたくなるような「キラーアプリ」が存在しないと、売り上げが伸びないというのが同メディアの分析です。
 
 
Source:IDC,Digitimes
(lunatic)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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