iOS9が正式リリース!!
iOS9が公開となりました。iOS9で何が新しくなったのか、新機能の一部をご紹介します。
アップデートに必要な容量は1.3GB
iOS8ではアップデートに4.58GBの容量が必要でしたが、iOS9ではダウンロードしたアップデートを解凍する必要がないので、必要な空き容量が1.3GBと約3分の1になっています。
バッテリーが長持ち
環境光センサーと近接センサーにより、画面を下にしてテーブルに置くとiPhoneがそれを認識、通知を受け取っても画面がオンにならなくなりました。また電池の残り時間が短くなって「低電力モード」をオンにすると、アプリのリフレッシュやメール取得、自動ダウンロードなどの機能をオフにし、電池を節約します。
そのため電池の持ち時間が1時間長くなったとされています。
iCloud Driveへのアクセス
iOS9内蔵の新しいiCloud Driveアプリケーションから、iCloudに保存したすべてのファイルに直接アクセス可能となります。すべてのファイルが日付、名前、ユーザーが自分でつけたタグで検索可能です。
コンテンツブロック機能
ブラウザSafariにアドオンを追加すると、広告などを表示しないように設定できるコンテンツブロック機能が追加されました。この新機能によりウェブページの読み込み時間が大幅に高速化、データ通信量も半減すると見られています。また広告だけでなく、クッキーや詐欺サイトのブロック機能も装備しています。
アプリスイッチャー
アプリをカードのように重ねて表示し、自由に切り替えることが可能になりました。またiOS8と比べアプリが大きく表示されるようになっています。
iPadのマルチタスキング機能
Slide Over
ひとつのアプリで作業しながら、2つめのアプリを開くことが可能になりました。2つめのアプリでの作業を終えたら、スライドさせて画面から見えなくし、最初のアプリに戻ることが可能です。
Split View
Split Viewでは、画面を分割して2つのアプリを同時に開きながら、作業することができます。
ピクチャ・イン・ピクチャ
動画を視聴している最中にホームボタンを押すと、その画面が縮小してディスプレイの隅へ移動します。そこで別のアプリを開くと、そのアプリ内で先ほど小さくした動画の再生が続くので、たとえばメールに返信しながら動画を再生し続けることが可能です。
「戻る」ボタン
あまり目立った新機能ではありませんが、使い勝手のいいのが「戻る」ボタンです。iOS9では、別のアプリで開いたものをタップすると、小さな黒い矢印が左上のコーナーに表示されます。2つめのアプリの作業を終了し、この矢印をタップすると、最初のアプリへと戻ることができます。
セキュリティが向上
iPhoneとiPadのパスコードが、これまでの4桁から6桁に変わりました。これにより1万通りだったパスコードの組み合わせが100万通りへと大幅に増え、解読が非常に難しくなりました。
また2ファクタ認証への対応を内蔵、新しい端末やブラウザからサインインするたびに、認証コードの入力を求められるようになります。
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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