iPhone6s Plus、ディスプレイのバックライトモジュール不足で生産に遅れ
iPhone6s Plusが、ディスプレイのバックライトモジュールの生産難航により、供給が需要に追い付かない状況に陥っているようです。米9to5Macが伝えています。
今から予約すると3~4週間後の発送
4.7インチディスプレイのiPhone6については、少なくともアメリカ国内では、今から予約しても9月25日の発売日に受け取ることが可能ですが、5.5インチのiPhone6s Plusについては、新規予約の全モデルが3~4週間後の発送となっています。
Apple関連情報に詳しいKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、これはiPhone6s Plusに注文が集中しているのではなく、iPhone6s Plusのバックライトモジュールの製造で問題が生じているためだと指摘しています。
ミネベアの供給が間に合わず、Radiantに追加発注
Kuo氏によると、iPhone6s Plus用バックライトモジュールの製造は日本のミネベアが担当していますが、生産スピードが間に合わない状況になっています。そのためAppleは、iPad miniのバックライトモジュール製造にもあたっているRadiantにiPhone6s Plus分を追加発注、製造遅れの挽回を図っている模様です。
これにより9月におけるRadiantのiPhone6s Plus向けバックライトモジュール受注は70~80%増の400万~500万個となり、AppleからのiPhone6s Plus向けバックライトモジュール発注全体の70~80%を分担する(これまでは35~45%だった)ようになる見通しです。
発売日には150万~250万台のiPhone6s Plusを準備
Kuo氏は、Aplleが9月25日の発売日に向けて、150万~250万台のiPhone6s Plusを準備するだろうと予測しています。
AppleはKGIの発表に先立ち、iPhone6s/6s Plusの予約台数は、昨年のiPhone6/6 Plusを上回るペースで伸びているとコメントしています。
Source:9to5Mac
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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