2015年9月14日 16時38分
読了まで 約 1分48秒
iPhone7搭載予定のA10プロセッサ、A9と同じ16nmで生産開始へ
新たに入ったリーク情報によると、iPhone7に搭載されると目されているA10プロセッサもまた、A9に続いて16nmチップが採用される見通しであることが分かりました。
来年3月より生産開始へ
情報を明らかにしたのは、台湾メディアの工商時報で、すでに台湾のサプライヤーTSMCがA10プロセッサの独占的生産を担当するという方向でアップルと話をつけており、来年の3月より生産を開始するとのことです。
以前にもTSMCが10nmサイズのチップ生産を2015年6月より開始するとの噂や、サムスンとTSMCでどちらが安定して10nm規格のチップを供給できるかしのぎを削っているという情報をお伝えしており、これがA10プロセッサになるのでは、という見方が強まっていました。
ところが、蓋を開けてみれば、TSMCが独占的に、それもA10に関してはこれまで同様の16nmで生産を行うという、いささか興醒めの内容となってしまいました。
10nmは2017年か

しかし、TSMCとサムスンが2017年より10nmチップを量産する体制を整えていることは確かなようで、ひとまずアップルとしても無理に性能向上幅がそれほど大きくないと言われている10nmチップにこだわるよりも、16nmという現実的な選択で落ち着いたということなのでしょう。
なお、iPhone7は2016年の9月の発売されると考えられるので、10nmチップ搭載はその次モデル、iPhone7sとなりそうです。
Source:MyDrivers
(kihachi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: kihachi の記事一覧