まだ発売前なのに…iPhone6sシリーズ、中国では早くも40万円で「先物取引」
iPhone6に続き、iPhone6sも爆発的な売れ行きを見せている中国ですが、早くも現地の一般店舗では、iPhone6s Plusのローズゴールド・128GBモデルに40万円弱の価格が掲げられるなど、まさに狂乱状態といった有様です。
発売前から30万円は当たり前!
香港メディア文匯網によれば、まだ発売まで2週間近くも残っているのにもかかわらず、中国では早くもiPhone6sの「先物取引」が行われているそうです。深圳でも随一の電化市場である華強北に赴くと、iPhone6s Plusのローズゴールド・128GBモデルが、最も高い店で25,000香港ドル(約389,000円)、最も安い店でも21,000香港ドル(約326,750円)という強気の価格で先物として販売されています。
10分で売り切れ
本来の公式価格が8,088香港ドル(約125,850円)、中国内地でも7,788元(約148,000円)であることを考えれば、「暴騰」という表現が似つかわしいほどですが、これはいかに中国での人気が高いかの表れでもあります。
事実、香港では予約開始と同時に、iPhone6s/6s Plusともどもローズゴールドが開始10分で全モデル完売、開始から45分後にはiPhone6s Plusが全カラー・全モデル完売してしまうほどです。
うまい話はそう続かず
しかし、専門家によれば、今回はアップルも中国での人気の高さを受けて在庫を確保してくると考えられるため、現在こそ転売屋が17,000香港ドル(約26万4,500円)の利潤を得てこそいるものの、9月25日の発売後には利潤はわずか6,000元(約9万3,350円)ほどに、そして1か月も経たないうちに、彼らは在庫過剰で転売すら出来ない状況にまで、値を下げる羽目になるだろうとのことです。
Source:MacX
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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