iPhoneを生み出したスティーブ・ジョブズもまた、シリア移民の子供だった
iPhoneを生み出したスティーブ・ジョブズはシリア移民の子供だった―そんなキャッチ・フレーズが最近ネット中を駆け巡っています。もし彼の父親が移民としてアメリカに受け入れて貰えなかったら、iPhoneが誕生することは決してありませんでした。
彼もまたシリア移民の子供だった
なぜ今、スティーブ・ジョブズ氏のルーツが取り沙汰されているのでしょうか。それは、ある男性のツイートに端を発します。
A Syrian migrants' child. pic.twitter.com/sjBxuInpEp
— David Galbraith (@daveg) 2015, 9月 2
ジョブズ氏の写真を「シリア移民の子供」というキャプションとともにTwitterに投稿したハイテク企業家のデヴィッド・ガルブレイス氏は、「アイラン・クルディ君の写真をみて、ジョブズ氏の写真を投稿しようと決意した」とインタビューに答えています。
アイラン・クルディ君とは、トルコからギリシャへ船で移動中、乗っていたボートが沈没して死亡した男の子です。トルコの砂浜に打ち上げられた彼の写真は、生前の彼の屈託のない笑顔とともに、世界中でシリア問題に対する意識を高めるきっかけとなりました。
「私にも幼い子供が2人いるので、写真を見ていられませんでした。幼い子供は世界で最も尊い存在です。その子供がまるで何の価値もない物のように、海岸に打ち上げられているようでした。その一方で、同じ国籍の親を持った子が、チャンスを与えられて世界で最も大きな会社を作りました。そしていま、移民の受け入れに反対する激しい議論が行われています」
Source:Huffington Post
(kihachi)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: kihachi の記事一覧