アップル株、2013年の高値を更新へ
アップルの10月24日の株価終値は2013年初頭以来の高値を更新し、多くの証券アナリストの予想株価を超える水準になりました。さらに、個人投資家のCarl Icahn氏によって主張されている大規模な自社株買いによってさらに価格がつり上がる可能性があります。
大規模な自社株買いを実行か
アップルが9月末までの業績発表をするまで残すところ2営業日となりましたが、Ichahn氏はアップルに対して社債発行による何十億ドルに及ぶ債務を担保にして発行済株式に対して自社株買いを行うように働きかけてきました。
そのような自社株買いをすると、アップルは今後何十年にもわたって自社の利益から債務を返済していかなければならなくなります。ただ、アップルは発行済株式数がそれほど多くはないので、一株当たり利益が高いというのも事実です。これにより、アップルの株価は、他の株式よりも上昇しやすいと考えられています。
アップルは大規模な自社株買いをすでに行っており、2013年初頭には60億ドル(約5838億円 1ドル=97.3円 10月25日の為替レートで換算)の自社株買いの計画を発表しています。そして、4月に社債を発行しましたが、アップルの市場を牽引する好業績と巨額なキャッシュの保有に基づく高い格付けでより有利な条件で資金調達が可能となりました。
10月28日に四半期の業績発表
アップルの株価は、こうした自社株買いの思惑もありますが、やはりiPhoneやiPad、Macなどの本業の業績に左右されます。10月28日は、アップルの9月末までの3ヶ月間の業績発表が予定されています。この業績発表には、驚異的なセールスを記録したiPhone 5sとiPhone 5cの初回売上分も計上されます。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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