「iPad Proの売り上げはあまり期待できない」台湾サプライチェーン情報
発表されたばかりのiPad Proについて、台湾のサプライチェーンは売り上げはあまり期待できないと見ているようです。台湾DigiTimesが報じています。
iPad Proの注文が少ない
Appleは9月9日、12.9インチディスプレイ搭載のiPad Proを、11月から799ドル(32GBモデル、約9万6,300円)~で発売すると発表しました。しかし台湾のサプライチェーンは、iPad Pro関連部品の注文がこれまでのiPadシリーズのなかでもっとも少ないとし、自分たちの利益への貢献度は限定されると語っているようです。
iPad Proのディスプレイ解像度は2732×2048、プロセッサは64ビットのA9Xで、A8Xと比べ最高80%も性能が向上しているといわれています。
価格がネックになる?
またAppleは同時に、iPad mini4を発表しました。同モデルについてDigiTimesの情報筋は、タブレット市場そのものが徐々に縮小しているため、iPad mini4への需要はあまり期待できないだけでなく、既存のiPad Airへの需要も下がると述べているようです。
また情報筋は、32GBのiPad Proと、新しいアクセサリのSmart Keyboard(169ドル、約2万円)、Apple Pencil(99ドル、約1万2,000円)を合わせて購入すると1,067ドル(約12万9,000円)となり、11.6インチ・128GBのMacBook Air(899ドル、約10万1,000円)、12インチ・128GBのMicrosoft Surface Pro 3(同じく899ドル)よりはるかに高額になってしまうと指摘しています。
iPad Proが成功するか否かは、企業セクターへ入り込めるかにかかっているとも述べているようです。
Source:DigiTimes
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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