Apple Watchの満足度は97%、コミュニケーションツールとしてはいまひとつ?
調査会社Wristlyが、全世界のApple Watchユーザー2,021人を対象に、満足度や使用感などについて調査を実施、結果を公開しました。調査期間は2015年7月14日~19日となっています。
Apple Watchの満足度は97%
Apple Watch購入者のうち、97%が「満足している」としており、この数字は2010年に初めて発売された初代iPadの91%、2007年発売の初代iPhoneの92%を上回っています。
しかしこの満足度よりも興味深いのが、Apple Watchを実際どのように使っているかに関する調査です。
新たなコミュニケーション方法は提供していない?
AppleはApple Watchのリリースにあたり、次の3点をセールスポイントとしていました。
1.信じられないほど正確な腕時計
2.今までにない連絡の取り合い方を提供
3.フィットネスをよりスマートな方法で見る
今回の調査結果を見ると、1番の腕時計としての機能、3番のフィットネス用途は果たしているようですが、2番に付いてはいささか疑問が残ります。
時計としては、グラフの上から2番目の「時間を見る」が「予想通り」51%「予想以上」48%、またフィットネスでは1番上の「アクティビティリングをチェックする」が「予想通り」19%「予想以上」70%であることから、Appleの思惑通りといってよいでしょう。
しかし2番については、グラフの上から5番目の「電話の送受信」、下から2番目の「個人的なメッセージオプションとしての利用」を見る限り、目標を達成していないようです。
watchOS2は明日発表予定
いよいよ現地時間で9月9日(日本時間で10日未明)に、Appleの新製品発表イベントが迫ってきました。Apple Watchについては新色のバンドと、発売以来初のOSアップデートとなるwatchOS2が発表される見通しです。
Source:Wristly
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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