iPhone6sは解像度が凄いけど…そこまで上げて意味あるの?疑問にお答えします!
iPhone6sが4K動画撮影に対応したせいか、なかなかの解像度を誇ることはご存知かと思います。しかし、解像度や画素密度が異なると何がどう変わるのか、いまいちピンと来ないユーザーも多いのではないでしょうか。そこで、ともにIPS方式のLCD液晶ディスプレイを搭載する、ソニーの未発売モデル「Xperia Z5 Premium」と、先月発売されたばかりであるOnePlusの「OnePlus2」とを、拡大して比較してみましょう。
画素密度が2倍違うとここまで変わる
同じディスプレイですが、拡大すると、全くと言っていいほど異なっています。しかし、サムスンの旗艦モデルである5.1インチの「Galaxy S6」が577ppiであることを考えれば、5.5インチである「Xperia Z5 Premium」の806ppiという数字が、いかに驚異的かが分かりますね。
でも…そんなに解像度上げて意味あるの?
かつてスティーブ・ジョブズ氏が、「人間の網膜が認識できる上限は300ppiであり、326ppiであるiPhone4のRetinaディスプレイは、人間の限界を突破した」とアピールしていましたが、これは厳密には誤りで、専門家によれば、人間の網膜が認識できる上限は1フィート(約30センチ)離れた状態で477ppiであり、8インチ(約20センチ)だと716ppiになるとのことです。
したがって、30センチ以上離れた距離であれば、806ppiの「Xperia Z5 Premium」も403ppiの「OnePlus2」もさしたる違いはありませんが、20センチほどになってくると如実に差が出てくるというのが正解です。ちなみに、手にとったスマートフォンと目の距離はおよそ15センチと言われています。
ちなみにiPhone6sは488ppiということなので、まだまだこれからといった感はありますが、30センチの距離をとってあげれば、目にも優しいし、網膜が認識できる限界を突破しているしで、一石二鳥となりそうです。
Source:MyDrivers,Wired
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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