2015年9月7日 17時29分
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iPhoneでダウンロードされたアプリの歴代ランキング発表!パズドラやモンストも
アプリストア上で、これまで最もダウンロードされたアプリは何でしょうか―2010年7月から2015年7月にかけて、世界各国でダウンロードされたアプリのランキングをアプリ関連の情報サイトApp Annieが作成しています。
歴代ダウンロード数ランキング(世界)

1位と2位はやはりとも言うべきか、FaceBook絡みとなっています。FaceBook MessengerはFaceBookで日常を共有することに関心がないユーザーも使う傾向にあり、FaceBookアプリから独立したことでも知られています。
意外なことは、Google Mapsのランキングが8位なことでしょうか。諸外国ではいざ知らず、日本の場合、Google提供のマップとアップル提供のマップには、情報量という点で埋めがたいほどの差がありますが、世界的に見れば、アップル謹製のマップで満足しているユーザーが多いということでしょう。
歴代収益ランキング(世界)

1位は、ストリーミング型音楽配信サービスのPandora Radioとなっています。ライバルであるSpotifyと大きく開きがある点が気になりますが、両社とも今後はApple Musicの台頭で厳しい状況に追い込まれることが予想されるだけに、数年後にはどうなっているか分かりません。
また、日本など一部の国でのみ独占的シェアを占めているLINEが、歴代収益ランキングでも2位と10位にランクインしたことは少々驚きですね。それだけアプリ内の課金システムが完成されたものであるということでしょう。
ゲームアプリ歴代ダウンロード数ランキング(世界)

下記に紹介する「収益ランミング」では、上位にランクインしているパズル&ドラゴン(パズドラ)とモンスターストライク(モンスト)が、ダウンロード数でランクインしていない点は興味深いです。
両アプリはともに、ゲームを有利に進めるべくアプリのインストールと再インストールを繰り返す、通称「リセマラ」と呼ばれる行為が後を絶たず、ダウンロード数を水増ししている実情が問題視されています。
この「リセマラ」は、モンスターストライクがアプリストアから消えてしまった一因であるとも言われていますが、それをも上回るほどにCandy CrushやAngry Birdsの勢いが凄まじいということなのでしょう。
ゲームアプリ歴代収益ランキング(世界)

ここでもCandy CrushとClash of Clansが上位を占めていますが、注目したいのはやはり、日本発のゲームアプリ、パズル&ドラゴンとモンスターストライクのランクインでしょう。
日本ではともに、アプリ上でメンテナンスなどの事件があるたび、「詫び石」や「オーブ」といった有料課金アイテムのキーワードがツイッターでランクインするほどの影響力を持っています。
Source:App Annie,4Gamers
(kihachi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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