格安SIMユーザーの6割強が月額2,000円未満!新型iPhoneに過半数が興味!
MMD研究所は「格安SIMに関する調査」の結果を発表しました。64.6%の格安SIMユーザーが月額2,000円未満で利用しており、発表が近づく新型iPhoneに過半数が関心を持っています。格安SIMの購入経路は従来のネットに加え、店頭購入も増えています。
格安SIM利用者数は「OCNモバイルONE」がトップ
調査対象は、事前調査で集めた格安SIMユーザーの20歳から59歳の男女で、1,111人から有効回答を得ています。調査期間は2015年8月24日~8月25日でした。
利用している格安SIMは、「OCNモバイルONE」が20.1%で最多、「楽天モバイル」が12.4%で2位、「IIJmio」が11.2%で3位でした。「OCNモバイルONE」が頭ひとつ抜け出ています。
プランは「データのみ」「データ+通話」が拮抗!iPhone利用者は26.8%
利用している格安SIMのプランは、「データ通信プランのみ」が49.1%、「音声通話+データ通信プラン」が46.4%と、ほぼ拮抗しています。
使用している端末は、「新規購入のSIMフリーAndroidスマートフォン」が30.2%で最多でした。格安SIMとiPhoneを組み合わせているユーザーは「キャリアで使用していたiPhone」が12.4%、「新規購入のSIMフリーiPhone」10.0%など、合計26.8%でした。
ここ数カ月で、大手キャリア各社がSIMロック解除の条件を発表し、ドコモは条件を「前回解除から6か月」に変更するなど、総務省の方針を受けて動きが見られることもあり、今後はiPhoneと格安SIMを組み合わせたユーザーも増えると思われます。
利用料金は3割以上が月額1,000円未満、64.6%が2,000円未満!
気になる格安SIMの月額利用料金(端末代を除く)は、「500~1,000円」が28.4%で最も多く、以下「1,500円~2,000円」が18.2%、「1,000円~1,500円」が14.8%と続きました。月額料金が1,000円未満のユーザーが3割を超え、月額2,000円未満のユーザーが64.6%と6割を超えています。
購入はネット経由が最多、最近は店頭購入&申し込みが急増!
格安SIMの購入方法は、2位「店頭で購入、店頭で申し込み」と3位「店頭で購入、インターネットで申し込み」がともに20%程度なのに対し、「インターネット経由で購入、申し込み」が42.7%と最多です。
一方、購入時期ごとに購入方法を見ると、2013年以降「インターネット経由」がトップでしたが、2015年春の購入者から「店頭で購入・申し込み」が増えており、2015年8月の購入者では初めて、「店頭」が「インターネット」を上回りトップになっています。
これは、最近、格安SIM各社が店頭での販売や即日開通サービスを強化していることと関係していると見られ、今後は説明を聞ける店頭での購入や申し込みが増えることが予想されます。
格安SIMユーザーの過半数が新型iPhoneに興味!
9月の発売が期待される新型iPhoneへの興味は、「興味がある」「やや興味がある」を合わせて54.5%と、過半数の格安SIMユーザーが新型iPhoneに関心を示しています。
新型iPhoneに関心のある605人に購入検討状況を聞いたところ、「現在の格安SIMで番号を変えずに購入を検討」が32.9%で最多でした。MNPでの購入検討者と合計すると62.3%が新型iPhoneの購入を検討しています。
格安SIMのCM、マツコの「OCNモバイルONE」が印象トップ!
格安SIM各社のテレビCMで印象に残っているのは、マツコデラックスさんが出演する「OCNモバイルONE」が26.9%でトップ、次いで本田圭祐さんの「楽天モバイル」が17.6%、3位が有吉弘行さん、ベッキーさんの「mineo」の8.4%でした。
「OCNモバイルONE」のCMについては、撮影風景やマツコデラックスさんのインタビュー動画が公開されています。
2位の「楽天モバイル」のCMはこちら。
3位の「mineo」のCMはこちらです。
Source:MMD研究所
(hato)
iPhone Mania編集部
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