Appleを去ったApple Music創設の立役者、仏LVMHへ転身
Apple Music立ち上げの中心人物だった、Ian Rogers氏(写真右から2人目)がAppleを退職、とのニュースの続報です。Rogers氏はApple退職後、フランスの高級ブランドグループLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)に移籍するようです。
Apple Musicスタートの立役者、高級ブランドLVMHへ
元Beats MusicのCEOで、AppleによるBeats買収後、Apple Musicのサービス開始に向けて中心的役割を果たしていた、Ian Rogers氏がAppleを退職したことは先日、お伝えしました。
退職後の同氏については、ヨーロッパに移って全く違う分野の仕事をする、とだけ伝えられていましたが、移籍先はフランスの高級ブランドグループ、LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)だとRe/Codeが報じています。
LVMHのデザイン責任者へと転身
カリフォルニアを去り、パリに移り住んだRogers氏は、LVMHのChief Digital Officerに就任すると伝えられています。具体的な役職は不明ですが、ブランドのデジタル戦略の責任者と推測されます。
同氏のキャリアは、デジタル音楽業界で積み重ねられてきました。Yahoo MusicやBeats Musicを率い、Apple Musicの主力コンテンツBeats1 Radioを立ち上げた経歴と、フランスの高級ブランドとの間には直接の関係は見当たりません。Rogers氏を獲得したLVMHが、今後どのような動きを見せるか、気になるところです。
なお、LVMHグループには、高級時計ブランドであるタグ・ホイヤー(TAG Heuer)も含まれていますが、2014年には同ブランドの営業担当役員が、時計開発のためAppleに移籍しています。
Source:Re/Code
(hato)
iPhone Mania編集部
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