Apple、米国防総省のウェアラブル端末開発に参加!予算は5年で205億円!
Appleが、米国防総省のウェアラブル端末開発プロジェクトに参加するとロイターが報じています。プロジェクトには、Appleのほかボーイングやハーバード大学など162の企業と大学が参加し、5年で総額205億円が投じられます。
Apple、ペンタゴン主導のウェアラブル端末開発に参加
ペンタゴンのニックネームでも知られるアメリカの国防総省は、耐久性の高いウェアラブル端末を、Appleやボーイング、ハーバード大学などの、162の企業や大学で形成したコンソーシアムと共同開発すると発表しました。
開発が予定されているのは、伸縮性があり、複数のセンサーを搭載し、兵士たちが戦場で身に着けることのできるウェアラブル端末です。国防総省によると、この端末を使うことで船上や戦闘機から兵士たちが戦局をリアルタイムで確認可能となるとのことです。
5年で205億円を投じる一大プロジェクト
この開発プロジェクトには、アメリカ政府から5年で7,500万ドルを(約90億円)が投じられるのに加えて、開発を主導する米国空軍研究所からの9,000万ドル(約108億円)などが追加投入され、総額1億7,100万ドル(約205億円)もの巨費が注ぎ込まれるとのことです。
先日、イスラエル軍がガザ侵攻を行った際、イスラエル軍指揮官がiPadを携行し、ネットワーク経由で状況をリアルタイムに共有したニュースをお伝えしましたが、アメリカ政府はウェアラブル端末で同様の機能の実現を狙っているようです。
Appleが担う役割はハード開発?セキュリティ技術?
開発においてAppleが担う役割は不明ですが、Apple Watchで実績のあるハードウェア開発や、アメリカ政府もお墨付きを与えたApple Payのセキュリティ技術などでしょうか。
なお、Appleと一緒に開発に参加するボーイングは、本体を開けようとするとデータが自動で消去されるという、スパイ映画に出てきそうなスマートフォンを発売しています。
Source:Reuters
Photo:flickr
(hato)
iPhone Mania編集部
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