Apple、米で若者に人気の「Snapchat」でApple Musicを宣伝
AppleがApple Musicの宣伝活動に、アメリカで若者に人気の写真SNS「Snapchat」の新機能を活用していることが明らかになりました。米9to5Macが伝えています。
10秒経つと写真が消滅!
Snapchatは写真ソーシャネルネットワーキングサービス(SNS)ですが、その写真が最長10秒経過すると消えてしまうところに特徴があります。
友達と今、この一瞬の写真や動画を共有したいけれど、相手に保存したり、ほかの人に拡散したりして欲しくない・・・Snapchatはそんな願いを実現したSNSです。アプリで撮影した写真や動画(Snapと呼ばれる)は、自分が設定した時間(最長10秒)しか、相手は見ることができないのです。デフォルト設定では、Snapは相手が見ると消滅します。
アメリカの若者に大人気
Snapchatは今、アメリカの若者の間で絶大なる人気を誇ります。Snapchatによれば、13歳から34歳のスマートフォンユーザーの60%以上がSnapchatを利用しています。
Snapchatユーザー全体の年齢分布を見ると、13~17歳が26%、18~24歳が37%、25~34%が23%、35~54歳が12%、55歳以上が2%と、13~24歳の利用者が全体の63%を占めていることがわかります。
広告効果も抜群?
AppleはApple Musicの広告媒体として、Snapchatが6月から広告として活用を始めた「Geofilter」を利用しています。GeofilterとはSnapの特別なオーバーレイ(写真の上にかかるフィルター)で、広告主が指定した特定地域にいるユーザーのみが、このGeofilterを見ることができます。
9to5Macによれば、たとえばロサンゼルスでは、Apple Storeも入っている大型ショッピングモール「The Grove」を含む数箇所で、下記の画像のGeofilterが見られるようです。
Snapchatの調査によると、今年4月に公開された映画「ワイルド・スピードSky Mission」の広告を実験的にSnapchatで公開した結果、広告を見たユーザーは見ていない人と比べ「3倍」も多く同映画を見たとのことです。
Source:9to5Mac,Snapchat
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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