Apple WatchでApple Payは「魔法のような体験」 – 調査結果
Apple Watchのユーザーが、アップルの決済サービスApple Payを利用する割合は、非常に高いとする新たな調査結果が公開されました。
Apple Payの利用割合が80%?
調査会社のWristlyは、Apple Payが利用できるアメリカとイギリスに住む、1,000人以上のApple Watchユーザーを対象に調査を実施したところ、Apple WatchのユーザーがApple Payを利用する割合は80%であると発表しています。この割合は、別の調査でiPhone6やiPhone6 PlusのユーザーがApple Payを利用するとした割合の23%よりもかなり高く、かなり疑わしい結果となっているようです。
Wristlyによりますと、およそ20%のApple WatchユーザーはApple Payを利用していないとしています。また、対象者の5%は「Apple Payのメリットが感じられない」、同じく5%は「セキュリティ上に不安がある」、また15%は「他の決済方法を利用している」と答えているようです。
19%がApple Watchで初めてApple Payを利用
特筆することではありませんが、ほとんどの対象者は最初、Apple PayをiPhoneで試しているようです。しかし、Apple Watchのリリースの6カ月前に、Apple Payのサービスが開始されているにも関わらず、19%の人がApple Watchで初めてApple Payを試したと答えている点は興味深いことです。
iPhoneをポケットや鞄から出してApple Payを利用するよりも、腕に身につけているApple Watchで利用する方が使いやすいため、利用率が高くなることは考えられます。
Apple WatchでApple Payは「魔法のような体験」
調査結果では対象者の半数以上が、Apple Watchで決済することを「魔法のような体験」であると答えており、42%は決済の仕方は便利だとしています。一方、4%は「便利ではない」、3%はセキュリティが心配と答えています。
Apple WatchユーザーはApple Payの利用率は高い
冒頭の80%と高い割合の利用率は別にしても、調査結果からはApple Watchのユーザーは、かなり頻繁にApple Payを利用していることが伺えます。Apple WatchでApple Payを設定しているユーザーの78%は、少なくとも週に1度は使用していると答えており、6月からでは13%増加しています。また、15%はApple WatchでApple Payを少なくとも1日に1回は利用しているようです。
アップルのエコシステムが機能
Apple WatchでApple Payを利用する割合が高いことは驚くことではありませんし、Apple Watchのユーザーはアップルの機器とソフトウェアによるエコシステムに囲い込まれていることになります。
さらにWristlyは、62%の対象者がApple Payが利用できるかどうかで、購入する店舗を決めると答えており、さらに86%は決済の際には店舗がApple Payに対応しているかどうかを確認していると答えており、アップルのブランドロイヤルティの高さを物語っていると述べています。
Source : Apple Insider
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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