Apple Musicお試し期間ユーザーの64%が「有料サービスへ移行」か
現在Apple Musicの3ヶ月間のお試し期間中にあるユーザーの64%が、無料期間終了後もサービスの利用を継続したいと考えていることが、市場調査会社MusicWatchの調べで明らかになりました。
61%は自動移行オプションを「オフ」に
MusicWatchが5,000人の米国の消費者にインタビューしたところ、現在Apple Musicを利用しているユーザーの64%が有料サービスに「移行する可能性が高い」「移行する可能性が非常に高い」と回答しました。
その一方で61%は、自動的に有料サービスへと移行するオプションを「オフにした」と答えています。つまり自動更新を「オフ」にしても、有料サービスへの移行を考えているユーザーが存在することになります。
またApple Musicを試した人の48%が、サービスの利用を停止したと答えています。Spotify Premium利用者の28%がApple Musicも利用していますが、Spotifyのほうが魅力的に感じるとしています。Spotify FreeユーザーでApple Musicを利用しているのは11%、Pandoraユーザーではわずか6%にとどまっています。
Apple Musicによってデジタル楽曲購入意欲がアップ?
しかし調査対象となったiOSユーザーのうち、Apple Musicを知っていると答えたのは77%、現在利用していると回答したのはわずか11%であることを考えると、Apple Musicが成長する余地は十分残されているといえそうです。
またApple Musicの利用を開始しても、オンラインラジオやオーディオ・オンデマンド、ビデオストリーミングといったサービスの利用を停止した人はほとんどいませんでした。ダウンロードによる楽曲購入をやめた人も非常に少数派で、むしろ3分の1のApple Musicユーザーは同サービスの利用によって、デジタルアルバムや楽曲を以前より購入したくなったと答えています。
人気機能は「My Music」
Apple Musicにおいてもっとも人気のある機能が「My Music」でした。Beats 1を利用していると答えたのは30%、Connectを利用しているのは27%でした。
Source:MusicWatch
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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