Apple Watchで「動くオリジナルの文字盤」開発者がハック
現在のApple Watchは、Android Wearのように自由に文字盤をカスタマイズすることができず、アップルがあらかじめ用意した文字盤しか使用できません。開発者のHamza Sood氏は、サードパーティー製の文字盤の使用をできなくしているアップルの制約を迂回し、カスタマイズした文字盤を移植することに成功した模様で、Twitterに動画で様子を公開しています。
動きのあるオリジナルの文字盤が可能に
Sood氏は開発者の中でもアップルのコードに詳しいことで有名ですが、今回はApple Watch上でいくつかの「改変」を行った後、カラーの変更が可能で動きのある文字盤のカスタマイズに成功したようです。
Twitterに動画を公開
After some haxx… Custom watch faces on Apple Watch!
Watch face source code is on GitHub:
https://t.co/7ZvOz8nK34 pic.twitter.com/nQGJKlp6kt
— Hamza Sood (@hamzasood) 2015, 8月 18
Twitterで公開された動画をご覧頂ければ分かりますが、Sood氏が作成したサイケデリックな背景色の中で、「Onoz Omg」のキャラが行ったり来たりするオリジナルの文字盤が、動作しているのが分かります。基調となる背景の2色はForce Touchでカスタマイズが可能で、Digital Crownで好きな色が選べるようになっています。
watchOS2で利用可能か
Sood氏はカスタマイズした文字盤のソースコードをGitHubに公開しており、秋にもリリースされるwatchOS2で動作するよう開発を進めているようです。
新たなwatchOS2では、サードパーティー製のネイティブアプリに対応することにはなっていますが、今のところユーザーが自由に文字盤を変更できる機能が搭載される予定はありません。
Source : Apple Insider
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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