2015年8月18日 18時52分

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脳内電波でiPhoneを充電するには68時間で済むことが判明

iphone 脳 充電


 
充電はありとあらゆるものから「やろうと思えば」出来ることが知られています。太陽光充電、ジーパンで充電、人の尿からも充電……将来的には脳内に流れている電流から充電することも可能かも知れません。となれば、一体iPhoneを脳でフル充電するために、一体どれくらいの時間が必要なのでしょうか。

頑張れば68時間で充電完了


ニュースサイトGizmodoのMaddie Stone氏によれば、原理的には68時間でiPhoneの充電が完了するとのことです。
 
脳内のシナプスが毎回動作するたびに、40mvの電圧と、0.000000001Aの電流が瞬間的に発生するそうです。そして、脳内には800億本のシナプスが存在し、同時にそのうちの1%が動くため、8億本の場合、これらのデータから算出すると、同時に動くシナプスが毎回合計で0.085Wの電力を発生させるとのことです。
 
ここでiPhoneのバッテリーは5.74Whであることから、充電には5.74/0.085で68.33時間が必要な計算となります。

現実的な路線では285日必要か


もちろん、発生している電流は無駄に浪費されているわけではなく、生命活動するために使われているので、自分の身体から電流を「盗電」するのは1%くらいに留めておくのが良いのではないかとのことです。
 
しかしこうなると、iPhoneの充電には6,833時間、日数にして285日もかかってしまう計算となってしまい、まったく現実的ではなくなってしまいます。

確かに非常事態くらいは

技術的にもまだまだ課題のあるテーマではありますが、先述したMaddie Stone氏は、「高性能の充電器なら1-2時間もあれば、バッテリーを満タンにできてしまう。しかし充電器を持ち合わせておらず、バッテリーもないという状況は確かに存在するのだ。そういう時こそ、我々の人体がその役割を果たすというのは、悪くないことではないだろう」と述べており、いたって前向きな様子です。
 
 
Source:MyDrivers,Gizmodo
(kihachi)

カテゴリ : おもしろ ネタ, 最新情報   タグ :
著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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