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2015年8月17日 16時08分

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Apple Pay、豪の大手銀行は提携に否定的、手数料率で平行線

Apple Pay
アップルはオーストラリアでのApple Payのサービス提供について、少なくとも大手4行にApple Payの提携パートナーになるよう交渉しているようだと、現地のThe Sydney Morning Heraldが報じています。しかし、アップルは現在サービスを提供しているアメリカやイギリスと同じ料率のロイヤルティを、オーストラリアでも適用しようとしているようですが、交渉は難航している模様です。
 
アメリカでは、iPhoneやApple WatchでApple Payを利用した場合、100ドル(約12,400円)に対して、15セント(約19円)のロイヤルティを銀行から徴収しています。この0.15%のアップルのロイヤリティは、銀行の1%の手数料が原資となっています。

アップル、料率減額を受け入れず

しかし、今回の報道では、オーストラリアの銀行の手数料がアメリカの手数料のほぼ半分であるにも関わらず、アップルが要求するApple Payのロイヤルティを、0.15%よりも下げることは受け入れられないと主張していると報じています。

豪大手銀行がアップルを拒む理由

また、オーストラリアの大手銀行はアップルに決済インフラを2つの理由で提供したくないと考えているようです。

既に決済システムへの多額の投資

一つはオーストラリアの中央銀行である、オーストラリア準備銀行(RBA)が主導した、新たな決済プラットフォームの開発に、大手銀行は既に数百億円を投資しています。このシステムではリアルタイムの決済が可能となっており、アップルがこれにただ乗りしようとしているのではないかと、考えられていることです。

アップルとの交渉は大変

さらに、アップルと提携し、今後決済額が増加したり、複合的な決済に使用されたりした場合など、更なる条件交渉を行う必要に迫られるのではないかと考えられることも理由の一つとなっています。

中小銀行はApple Payに対応予定

報道では、オーストラリアの中小規模の銀行が初めてApple Payをサポートする予定だと報じています。また、オーストラリアの銀行はモバイル決済サービスでアップルとの提携に対抗し、将来、決済インターフェイスの分野で売上を伸ばしたいと考えているようだとの見解も伝えています。
 
Apple Payは昨年の10月にアメリカでサービスが開始され、今年6月にはイギリスにも拡大されました。秋にはカナダでもサービスが開始がされる模様で、来年には中国での展開も予想されています。
 
 
Source : 9to5Mac
(リンゴバックス)

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