2015年8月13日 19時07分
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Androidユーザーの「忠誠心」、iPhoneユーザーより高かった!新調査で発覚
各スマートフォンで最も「忠誠心」が高いのは、iPhoneだと考えているユーザーが多いのではないでしょうか。ところが、最近行われた調査によると、最も忠誠心が高いのは、Android端末ユーザーであるという事実が明らかになりました。
乗り換え率はiOS→Androidの方が高い

リサーチ会社であるConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)が2年間に渡り、スマートフォンの購買調査を行った結果、以前のスマートフォンと同じOSを使い続ける率は、Androidユーザーが82%と最も高かったことが判明しました。
グラフでは、iOSのままでいる率が78%、iOSからAndroidに乗り換える率が20%であるのに対し、Androidのままでいる率は82%、AndroidからiOSに乗り換える率は16%となっています。
図ではユーザー構成が、Androidは58%、iOSは37%となっており、両OSでユーザーの母数が異なるため、iOS→Androidの乗り換え率がAndoroid→iOSより高いとといっても、Androidへの乗り換え人数が、iOSより高いわけではありません。したがって、「AndroidからiOSへのユーザー流出が起きている」という従来の調査とは大きく矛盾するものではありませんが、乗り換え率が変わらないどころか、Androidが上回っているという結果は、大いに議論を呼びそうです。
アップルの「エコ・システム」と渡り合っていた
また、iOSユーザーであり続ける率が78%であるのに対し、Androidユーザーが82%であるという数字も、「iPhoneユーザーはAndroidユーザーに比べ、OSに対して忠誠心を抱いている」という従来の説を覆すこととなります。
「iOSとAndroidの関係はよく理解されていない」とCIRPの代表Josh Lowitz氏は述べます。「これまでは、アップルの『エコ・システム』が忠誠心を醸成し、AndroidからユーザーをiOSに流出させていると思われていた。だが実際は、Androidユーザーの方が、iOSユーザーよりもOSに対して忠誠心を持っていたのだ」
一方で残念なことになっているのは、WindowsとBlackberryです。特にBlackberryを新たに買い直すユーザーは4%しかおらず、まさに風前の灯といった印象があります。そのうえ、Blackberry自身がAndroid端末の提供を発表しているため、将来的に値はより小さなものとなりそうです。
Source:BGR
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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