2015年8月8日 11時17分
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iPhoneのカメラは他社と違う?アップルの巧みなマーケティングCM
「If it’s not an iPhone, it’s not an iPhone(iPhoneじゃなきゃ、iPhoneじゃない)」シリーズの新しいコマーシャルが公開されました。
いかに素晴らしい写真が撮れるのか
8月7日、これまでのiPhoneコマーシャル・シリーズ「iPhoneじゃなきゃ、iPhoneじゃない」に、新たなコマーシャルが仲間入りしました。7月9日に公開された2本のコマーシャルからスタートしたこのシリーズは、今回で4作目となります。今作はPhoneを使えば、素敵な写真を気軽にたくさん撮れるということがアピールされています。
カメラ性能は決して目立つ内容ではないが
アップルはiPhone6シリーズより、iPhoneのカメラがいかに高性能であるかをアピールする傾向にあります。街中で「iPhone6で撮影」と書かれた巨大広告を目にしたユーザーも多いことでしょう。
とはいえ、iPhone6のカメラは800万画素と、Galaxy S6が1,600万画素であることを考えれば、決して今のスマートフォン市場では、とり立てて高性能なわけではありません。もちろん、画素数でカメラの性能がすべて決まるということもないですが、MMD研究所がブラインド・テストで明らかにしたように、Galaxy S6やXperia Z4で撮られた写真の方が評判は良いのも事実です。
しかし、このコマーシャルを眺めていると、iPhoneがクールな製品であるだけでなく、まるで他社を圧倒する高性能なカメラを有しているかのような感覚に陥ってしまいます。それだけアップルのブランド戦略が巧みであるということなのでしょう。
Source:Patently Apple,MMD研究所
(kihachi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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