2015年8月7日 17時52分

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Microsoft、iOSアプリをWindows用に変換するWindows Bridge初期バージョン公開

Windows Bridge


Microsoftはソフトウェア開発者がiOS、AndroidやWebアプリなどを、Windowsプロットフォームにアプリを移行できる、Windows Bridgeソフトウェアの初期バージョンをリリースしました。

Windows Bridge for iOSはオープンソース化

iPhoneなどiOSアプリ向けのWindows Bridge for iOSはMITライセンスの下、オープンソースプロジェクトとしてGitHubよりダウンロードが可能となっています。
 
Windows Bridge for iOSを利用すれば、iOSアプリ開発者はx86やx64プロセッサアーキテクチャ用に開発したアプリを、Windows 10やWindows 8.1で動作するよう変換し、テストすることが可能となります。
 
Microsoftによりますと、Windows Bridge for iOSは4つのコンポーネントを含んでおり、Objective-Cコードを使用しWindowsアプリをコンパイルする、Objective-Cコンパイラー、そして、Objective-Cランタイム、iOS API headers/libs、Visual Studio統合環境( IDE)から成っています。

iOSアプリをWindows Phone用に変換可能

Microsoftは、4月に開催された開発者向けカンファレンスBUILDで初めてWindows Bridgeを発表し、iPadアプリをWindows10アプリに変換するデモを披露していました。開発者は、これまでのiOSアプリを簡単にWindows用アプリに変換できることから、Windowsのモバイル端末に対応したアプリが少ないとされる弱点を克服できるのではと期待されます。
 
App Store
 
7月現在では、Google Play上のアプリは160万、アップルのApp Storeアプリは150万、AmazonのAppstoreアプリは40万、Windows Phoneのストアアプリは34万となっています。
 
Microsoftは正式なWindows Bridgeの公開を今年秋に予定しており、Webアプリ用のWindows BridgeはWindows 10のリリースに合わせて公開するようです。また、Windows Bridge for Androidはテクニカルプレビュー版として一部の開発者に招待制で提供しています。
 
 
Source : MacRumors
(リンゴバックス)

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iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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