ソフトバンク、16年夏までにショップ全店でPepperを導入へ
ソフトバンクは5日、ヒト型ロボット「Pepper」を2016年夏までに、約2,600カ所あるソフトバンクショップ全店に導入する方針を明らかにしました。『日本経済新聞』が伝えています。
景気改善により、人材の確保難しく・・・?
『日本経済新聞』が伝えるところによると、ソフトバンクの宮内謙社長は5日、福岡市内で開いた記者会見で「(景気改善で)販売員の確保が厳しいので、Pepperを店員にしたい」と語りました。
ここのところ景気の改善は多方面で伝えられているものの、人材の確保が難しくなったというのはどの程度真実なのかは分かりませんが、結果的にPepperをすべてのソフトバンクショップで店員にするということ自体は本気のようです。
なお、来店者からのスマートフォンや光回線サービスの問い合わせに対応できるようにペッパーの機能を高めることもあわせて伝えられています。
すでに限られた店舗では活躍するPepperですが、筆者が先日グランフロント大阪のソフトバンクショップで試した際は、コミュニケーションがしっかりと取れる時と取れない時がはっきりと分かれました。特にコミュニケーションが取れない時はいつまでも取れず、ややフラストレーションがたまりましたので、今回の施策がどの程度ユーザーに受け入れられるのかは判断が難しいところです。個人的にはまだ導入にいたるまでのレベルに達していないという感想ですが、こうした試験的導入を経ることで、性能が高まる可能性もありますし、期待したいところです。
Source:日本経済新聞
(クロス)
iPhone Mania編集部
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