2015年8月5日 19時33分

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新しいiPhoneは「耳」と「汚れ」を区別する

iPhone6s 画素数 向上


 
アップルが新たに取得した特許によると、今後のiPhoneは画面上についた「汚れ」を区別することが出来るようになるそうです。ニュースサイトBusiness Insiderが報じています。

近接センサーの存在


ご存知のかたも多いと思いますが、iPhoneは通話中画面が薄暗くなり、画面が反応しなくなります。これはスクリーンに耳を当てることによって起きる誤動作を防ぐためです。
 
現行iPhoneでは、端末上部にある近接センサーと呼ばれるものが判断を下しており、例えばこのセンサーを指で塞ぐと、電話をかけている扱いとなり、画面が薄暗くなり画面が反応しなくなるといった具合です。

判定条件に変更


iphone センサー
 
しかし、新たに取得された特許によると、今後iPhoneの近接センサーは、光を遮られるかどうかではなく、どのような過程を経て光が遮られたかを判断するシステムへ切り替わる可能性が高そうです。
 
例えば、耳に当てて通話が行われる際は、必ず持ち上げる動作が伴いますが、単なる汚れが光を遮った場合は、そのような動作が伴われることはありません。
 
つまりiPhoneが「画面を薄暗くし、反応しなくなるようにする」と命令を下す条件に、耳に当てるまでの動作の有無を付け加えたものが今回の特許というわけです。

2種類の汚れを判定?

iphone センサー
 
また、上述したBusiness Insiderによると、センサーを遮るものが単なる汚れだと判断し、汚れを迂回すべくライトの照射パターンを変更する過程で、アップルは光を通すタイプと、遮るタイプといった2種類の汚れを想定しているそうです。
 
センサーが汚れで反応しなくなること自体、滅多にないことだと思うのですが、汚れのタイプまでも判断するようにしてしまうとは、さすがアップルといったところでしょうか。
 
  
 
Source:Business Insider
(kihachi)

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著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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