中国スマホ市場でのAppleシェア、3位に転落
2015年第2四半期の中国スマートフォン市場におけるAppleのシェアが、Xiaomi、Huaweiに次ぎ3位となったことが、調査会社Canalysの報告で明らかになりました。
首位はXiaomi、追い上げるHuawei
同社によると、シェアトップはXiaomiで15.9%。しかし15.7%で2位のHuaweiが肉薄しています。しかも同社の成長率は48%と、上位10社の中では最大とのことです。
Appleは3位で、Samsungは4位、Vivoが5位だったと、Canalysは伝えています。
CanalysはAppleのシェアが何%なのか、報告書の一部であるこのリリースでは明らかにしていません。調査会社IDCが5月はじめに公開したデータによれば、2015年第1四半期の中国スマホ市場におけるAppleのシェアは14.7%で、XiaomiとHuaweiを抑え首位に立っていました。
主要ブランド間の競争は激化
CanalysのアナリストであるJingwen Wang氏は、次のように述べています。
「中国スマートフォン市場は成熟を続けており、前四半期比の動きは停滞しています。主要ブランド間の競争がこれほど激しくなったことはないでしょう。Huaweiはマージンや利益性を下げずに、過去最高の出荷台数を記録しました。
AppleとSamsungはどちらも中国市場での売上を伸ばし、旗艦店と中小規模の小売店を通じ、急送に販路を拡張しています。
Xiaomiは今後、首位を維持しなければならないという、甚大なプレッシャーにさらされています」
Source:Canalys
Photo:Mobile Illustration
(lunatic)
iPhone Mania編集部
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