アップル、留守番電話の音声をテキストに書き起こす機能をSiriに追加
アップルはパーソナルアシスタントSiriに、iPhoneの留守番電話の音声メッセージをテキストメッセージとして読めるように、書き取る機能を追加するようです。既にアップル社内ではテストが行われているとアメリカのメディアBusiness Insiderが伝えています。この機能は来年Siriに追加される予定のようです。
電話に出られないときは代わりにSiriが対応
Siriの新しい機能では、iCloudの留守番電話機能となるiCloud Voicemailを使用した場合、忙しい時などで電話に出られない時には、Siriが代わりに対応しボイスメモにメッセージが録音されるようです。
留守番メッセージをテキストに書き起こす機能も
また、親しい人など特定の人からの電話には、自分がどこにいて、どうして電話に出られないのかもSiriが代わりに伝えてくれるようです。さらに、Siriは話した内容をテキストメッセージとして送信してくれますが、逆に留守番電話の音声メッセージをテキストメッセージとして読めるように、変換する機能を搭載するようです。
社内でテスト中、iOS10に搭載
関係者によりますと、Siriの新たな機能の信頼性を確認するために、現在多くのアップルの従業員がテストを行っているようです。テスト結果が順調であれば、アップルは来年リリースが予想されるiOS10に搭載されると考えられます。
今秋のiOS9でもSiriは進化
今年秋に正式にリリースされるiOS9では、限られたサードパーティー製アプリではありますが、Siriによる操作が可能となる予定です。また、ユーザーが自動車に乗り込んだ時には、SiriがiPhoneを自動的にドライブモードに設定してくれるようです。
さらに、SiriはApple TVをハブとし、連携するHomeKit対応機器をコントロールする、多くの新しいコマンドにも対応する予定となっています。
Source : 9to5Mac
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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