2015年8月1日 01時54分
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米国諜報機関による日本政府や日銀、大企業の盗聴が明らかに!
アメリカの諜報機関が、日本政府や三菱、三井といった大企業を盗聴対象にしていることが明らかにされました。
アメリカ政府、日本政府や大企業を標的に
WikiLeaksは7月31日、アメリカ政府の諜報機関であるNSA(国家安全保障局)が、日本の内閣官房長官をはじめとする政府首脳や、日本銀行、TPPなどを担当する経済産業省、さらに三菱の天然ガス部門や三井の石油部門を盗聴の対象にしていたとして、35件のリストとあわせて公表しました。
WikiLeaks創始者のジュリアン・アサンジ氏は「アメリカ政府は何でも聞いており、何でも読んでいると思った方が良い」と述べ、アメリカ政府による諜報活動の範囲が広いことを示唆しています。
AppleのクックCEO、NSAにも毅然とした対応
NSAは、Androidのアプリストアをハッキングして世界中にマルウェアを拡散させようとしていた計画や、巨大なSIMカードメーカーをハッキングして世界中のSIMから情報を得ていたと報じられるなど、世界中に情報収集の網を張り巡らせています。
一方、Appleのティム・クックCEOは政府機関からユーザー情報へのアクセスを求められても応じないとする姿勢を貫いており、最近はiPhoneの暗号化技術が高度すぎて政府の諜報活動に支障をきたしている、との指摘も受けています。
Source:WikiLeaks
(hato)
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iPhone Mania編集部
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