アップル、新型Apple TV用リモコンにはTouch IDを搭載、取得特許から判明
アップルが最近取得した特許から、新しくリリースが噂されている新型Apple TV用のリモコンに、iPhoneなどに搭載されている指紋認証センサーのTouch IDが搭載される可能性があることが判明しました。
個人の識別に重点
iPhoneやiPadに搭載しているTouch IDでは、指紋による端末のロック解除が可能となっていますが、新型Apple TV用のリモコンでは「誰がApple TVを見ているのか」を識別するために利用されるようです。これにより、Apple TVを視聴する人の好みの音量や画面の明るさ、お気に入りのチャンネルなどの設定情報をカスタマイズし、直ぐに反映させることが可能になるようです。
もちろん、パスコード認証や購入も可能
もちろん、リモコンにTouch IDを搭載することにより、チャンネルを視聴するためにパスコードが必要な場合には、通常のTouch IDの操作で簡単に認証が可能になります。
HomeKitにも活用
Apple TVはアップルのスマートホーム向けのプラットフォームである、HomeKitのハブになるとも予想されていますが、リモコンにTouch IDを搭載することで、HomeKitに対応した機器やアラームのオンオフなども可能になると考えられます。
故ジョブズ氏も「Magic Wand」と呼んだリモコン
故スティーブジョブズ氏も生前のインタビューで、新たなApple TVのリモコンは「可能な限りシンプルなインターフェイスを実現する」と述べていました。このことから、新型Apple TVでは画面の拡大や縮小、キーボードの利用、画像の編集、そしてゲームなども可能になると予想されており、リモコンはジェスチャー操作が可能な「Magic Wand(魔法の杖)」のようになると表現されていました。
新型Apple TVはこれまでリリースの噂は絶えませんが、ジョブズ氏の生前から開発が進められているにも関わらず、いまだリリースされていません。今年中には新たなMagic Wandリモコンを搭載したApple TVがリリースされるのでしょうか?
Source : Cult of Mac
Photo : Robert S. Donovan, Patently Apple
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: リンゴバックス の記事一覧