次期Apple Watchで実用化?極薄2mmの高画質カメラ特許が明らかに!
Appleは、薄さわずか2mmの高解像度カメラ技術の特許を出願しました。実用化されれば、次期Apple Watchへのカメラ搭載が現実味を帯びてきます。
薄さわずか2mmの高画質カメラの特許
米国特許商標庁は現地時間7月23日、Appleの「小型高解像度カメラ」に関する特許情報を公開しました。
特許の概要は、レンズとフォトセンサーをカーブさせることで、2mm以内という薄さと、くっきりした高解像度の画像の両立を実現したもので、「小型機器に最適」と述べられています。
来年発売のApple Watchにカメラ搭載で実用化か?
Appleの説明には想定されている「小型機器」について触れられていませんが、有力な可能性のひとつと考えられるのが、2016年の発売が噂されている次期Apple Watchでしょう。
次期Apple Watchについては、FaceTimeカメラなどの新機能が噂されています。本体のベゼル上部に搭載されるであろうFaceTimeカメラの用途としては、ビデオ通話だけでなくジェスチャーコントロールにも活用されるとの情報もあり、カメラ搭載が期待されています。
Apple Watchのような小型機器に、高画質なカメラを搭載するにはサイズ、厚みの問題が立ちはだかります。この特許技術が実用化されれば、Apple Watchの小さな本体内部へのカメラ搭載が現実味を帯びてきます。
今後のiPhoneはさらに薄く、レンズの出っ張りもなくなる?
iPhone6/6 Plusの、カメラのレンズが出っ張っていることについて、Appleのデザイン最高責任者のジョニー・アイブ氏は、今年2月、The New Yorker’sのインタビューに「現実的な最適解だった」と、一種の妥協であったことをほのめかしています。
モデルの進化とともに薄型化の道を進んできたiPhoneが、厚みを増す方向に転換することは考えにくいことから、今回の特許技術が実用化されれば、iPhoneがさらに薄型化し、カメラレンズの出っ張りもなくなるかもしれません。
Source:iDownloadBlog, 米国特許商標庁
(hato)
iPhone Mania編集部
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