アップルのCarPlay、米国ホンダが2016年式アコードで初めて対応
アップルが提供する車載用システムCarPlayは2014年3月に発表され、これまで多くの自動車メーカーが提携を発表していました。中でもホンダは当初からCarPlayへの対応を表明していましたが、これまで対応する車種を発表していませんでした。
米国ホンダ、CarPlay対応アコードの生産開始
しかし、シリコンバレーで開催されたイベントで、ホンダはCarPlayを搭載するモデルを2016年に出荷することを発表しました。
米国ホンダの研究開発部門のトップFrank Paluch氏は、アップルのCarPlayとGoogleのAndroid Autoの両車載システムに対応するモデルの生産を開始すると発表しており、2016年モデルのホンダアコードから対応すると述べています。
アコード以外のモデルへも展開
ホンダのCarPlayとAndroid Autoへの対応について、Paluch氏は「始まりに過ぎない」と述べており、今後ホンダが両プラットフォームを他のモデルへ展開することをほのめかしていました。ただし、2016年アコード以外のモデルへの対応について、発表はありませんでした。
アップルの意に反し、各メーカー対応に遅れ
アップルはCarPlayの発表直後には、2014年に対応モデルがリリースされるとしていましたが、さまざまな理由で対応モデルのリリースは遅れていました。アップルは自社のCarPlayのサイトで、34の自動車メーカーやブランド、3社のアフターマーケットメーカーと提携していることを紹介していますが、CarPlayに対応したモデルを販売しているところはまだまだ少ないのが現状です。
Source : 9to5Mac
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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