2015年7月22日12:57公開 / 2015年7月23日00:27更新
読了まで 約 2分8秒
Twitter、背景画像を一律で「白」に変更!代わりに広告が掲載される見込み
これまでTwitterでは背景画像を設定することが可能でした。しかし事前に発表もなく、唐突に一律で背景を白へ差し替えてしまったことについて、広告掲載を行うための前段階では、という見方が強まっています。
突然のサービス変更
7月21日より、仕様によってTwitterの背景をカスタマイズすることが出来なくなりました。これについて、ニュースサイトTechCrunchがTwitter公式に言明を求めたところ、
我々は全てのユーザーのホーム画面や通知画面、タイムラインから背景画像を取り除きました。現在、背景画像が有効である箇所は、ツイートページとリスト、コレクションページのみとなっています。
現在背景画像が有効なのは Tweetページ、リスト・ページ、コレクション・ページだけです。デザインのカスタマイズについてはヘルプセンターを参照してください。
という回答が得られたとのことです。
逆効果にならなければいいが…
このような変更が突然に行われた理由は、一切明らかにされておらず、TechCrunchは、現在白くなっている部分に全面広告を載せるつもりなのではないか、と分析しています。
Twitterは業績不振も相まって、アドバタイジングに力を入れており、つい最近もタイムラインにスポンサーの広告を埋め込むだけでは飽きたらず、スポンサーの動画がタイムライン上で勝手に再生される仕様となるなど、ともするとユーザー離れを加速させたいかのような動きをこれまで強めてきました。
FacebookやTwitterがブームになる以前、アメリカではMySpaceというSNSが一世を風靡しており、同サービスはユーザーが自由にデザインを変更できることを売りにしていました。かつてTwitterもこれに倣ったのは間違いありませんが、MySpaceが「没落」してしまった今、あえてユーザーへ自由にさせることに、拘り続ける必要はないと考えたのでしょうか。
Twitterのヘビーユーザーである筆者としては、次々とサービスを改変し過ぎた結果、人離れを起こしてしまった国内の某大手SNSのようにならないことを祈るばかりです。
Source:TechCrunch
(kihachi)
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: kihachi の記事一覧