新技術、iPhoneのディスプレイにホームボタンの埋込は可能に!
将来、アップルはiPhoneのホームボタンをディスプレイに埋め込む可能性があることをお伝えしましたが、今回アップルとは別の会社の技術により、ゴリラガラスを通して指紋を読み取ることが可能になったようです。
超音波方式の指紋認証センサーを開発
技術関連メディアのTNWによりますと、フロリダを拠点とする、生体認証センサーを開発するSonovationが、iPhoneのディスプレイに採用されているゴリラガラスを通して、3Dスキャニングが可能な超音波方式の指紋認証センサーを開発したと報じています。
濡れていても、脂性でも認証が可能
開発された指紋認証センサーがどのように作用するのか、現時点でははっきりしていませんが、Sonovationは開発した3Dセンサーはスキャンする指が濡れていても、汚れていても、脂性であっても正確に読み取りが可能なようです。
技術的にはディスプレイに埋込可能
アップルとSonovationの関係については何ら報じられていませんが、iPhoneの物理的なホームボタンを、ディスプレイへ埋め込むことができる技術が存在することになります。iPhoneManiaでもアップルがディスプレイにホームボタンを埋め込む技術を研究中であるとお伝えしていました。
将来のiPhoneに搭載か
しかし、今年秋にリリースが予想されているiPhone6sで、ディスプレイにホームボタンが埋め込まれることを期待してはいけません。現時点では、iPhone6sは外観上iPhone6と似ており、Apple Watchにも採用されたForce Touchがディスプレイに搭載されると予想されています。
今回明らかになったSonovationの超音波方式の指紋認証センサーですが、以前にもお伝えしたように、クォルコムもアップルのTouch IDに対抗して、SenseIDと呼ばれる超音波を利用した指紋認証センサーを開発しており、この技術は金属、アルミニウム、プラスチック、ガラス、サァイアクリスタルなどに埋め込み、利用可能となっているのが大きな特徴です。
これら技術を考えると、やはり物理的なホームボタンは数年後にはディスプレイに埋め込まれることになるような気がしますね。
Source : 9to5Mac
Photo : Computer Bild
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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