2015年7月16日 13時08分
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自撮り棒に注意!山で自撮りしていたら落雷に遭い死亡
自撮り棒で撮影を行っていたところ、棒が避雷針の役目を果たして雷が落下、2名が死亡するという事件が発生しました。英メディアThe Telegraphが報じています。
金属の長い棒
事件が発生したのはイギリスのブレコン・ビーコン国立公園です。登山中、4名のハイカーが自撮り棒を使って撮影を行っていたところ、雷が落下し、2名が死亡するという痛ましい事故がとなりました。
あくまでもスマートフォンの付属物のイメージが強いため、意識されることはありませんが、よくよく考えてみれば、自撮り棒は金属で出来た細長い棒に過ぎません。雷にとって格好の「ターゲット」となることは明白です。
雷に当たる確率は通常なら1/3,000だが…
研究者によれば、雷に当たると10万ボルトから10億ボルトの電力が体内を駆け巡るとのことです。人生の中で雷に当たる確率は3,000分の1と言われており、アメリカでは1年間で24万人に1人が雷が原因で死傷しているそうです。
つい最近もピザ・ハットが、日常生活で自撮り棒を用いることによって起きる事故の紹介ビデオを公開して話題を博しましたが、今回の事件のように、アウトドアでも危険はつきものです。
これから日本でも登山シーズンとなりますが、特に山では天候が変わりやすいだけに、自撮り棒の携帯にも注意したいものですね。
Source:The Telegraph,CNET
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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