2015年7月10日09:17公開 / 2017年8月18日00:13更新
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手書きした文字が認識されると自動的に消える~AppleのiPad向け新技術
米国特許商標庁は現地時間9日、未来のiPadの手書き入力技術に関する「Continuous Handwriting UI(連続的な手書きユーザーインタフェース)」と題した、Appleの特許を公開しました。
書いた文字が自動的にフェイドアウト
スタイラスペンを使ってiPadのスクリーンに文字を書いたり、それを認識したりするツールやアプリはサードパーティからいくつもリリースされています。しかし今回のAppleの技術は、iPadのスクリーン上に手書きした文字が、認識されると少しずつ薄くなって消えていき、次の文字のスペースが作られるというものです。
特許申請書には、仮想ボタンによって「手書き入力」と「仮想キーボード入力」モードを切り替える案も提示されていました。たとえば手紙を書くときは手書き入力で、会議でメモを取るときはキーボードで、といった具合です。
Appleの「長い」手書き入力技術開発の歴史
Appleファンなら誰でもご存知でしょうが、同社はかなり以前から手書き入力技術の開発に取り組んでおり、古くは1990年代初頭のハンドヘルド端末「Newton」までさかのぼります。
この文字が自動的に消える技術がいつ頃実用化されるかが楽しみです。
Source:Cult of Mac
(lunatic)
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iPhone Mania編集部
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