iPad mini 2の売上、iPad 5の倍返しになると予測
高画質のRetinaディスプレイを搭載する第2世代のiPad miniは、より軽量化・スリム化されるiPad 5よりも人気を博すだろうと投資関係者は予測しています。気掛りなのは、クリスマス商戦に向けて、十分な供給体制が取れるかどうかという点です。
販売シェアはiPad miniがiPadを逆転
RBCキャピタルマーケッツのアナリストAmit Daryanani氏は、他の専門家と同様、来週予定されているアップルのメディア向けイベントで、Retinaディスプレイ搭載のiPad miniが発表されるだろうと予測しています。そして、同時により丸みを帯びて軽量化されたiPadも発表されると予想しています。
さらに、Retinaディスプレイを搭載したiPad miniは、おそらく第5世代iPadよりも2倍近く売れるのではないかと予想しています。その結果、アップルのタブレット端末の販売シェアは、iPad miniが65%、iPadが35%程度になると考えられています。
ただし、その前提としては、アップルがRetinaディスプレイとiPad miniの生産をうまく間に合わせることが不可欠と考えています。最近の調査では、アップルは、第2世代iPad miniの生産にあたり、Retinaディスプレイの生産が追いつかず、商品供給の厳しい制約となるのではないかといった意見もあります。
iPad mini2の発売が遅れる可能性もある
BarclaysキャピタルのアナリストであるBen A. Reitzesも同様に、Retinaディスプレイ搭載のiPad mini 2の生産において供給の制約課題があると断じております。さらにアップルはiPad mini2の出荷を翌四半期にづらすのではないかと彼は考えています。
アップルは、10月22日に新たな製品発表会イベントを行うとメディア向けに公式に周知しました。サンフランシスコのYerba Buena Centerで行われるこのイベントの中心テーマは、新型のiPadになると見込まれております。
一方で、上記の生産問題も関係すると思いますが、iPad mini2がこのイベントで発表されないのではないかと見る向きもあります。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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