2015年7月9日 12時19分

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iOS9ではApple Musicの音質を「最高」へ設定可能に!

apple music ios9


 
iOS9では Musicの音質を上げることが出来る選択肢が追加される模様です。現在、Apple Musicの音質は、ユーザーのネット環境によって上下する状態ですが、開発者向けに提供されたiOS9 beta3では固定することが出来るようになっています。

これまでは可変的にビットレートが決められていた


現在のApple Musicは、Wi-Fi環境であるかないか、回線スピードがどの程度かを端末が自動的に判断し、音質が可変的に決定されます。しかし、iOS9 beta3では、設定画面から音質を1番高いものに維持することが可能となります。
 
ライバルの音楽ストリーミング・サービスであるSpotifyは最高音質が320kbps、Tidalに至っては1,400kbpsであることを考えると、256kbpsのApple Musicは、エンコーダ形式に違いがあるとはいえ、どうしても単純な数値では見劣りしてしまいます。また週刊アスキーの調査によれば、LTE回線下でApple Musicを用いた場合、音質は平均して170kbps程度であるという調査結果も出ています。

LTEでも256kbpsに固定可能


そこで、この状況を何とかしたいとアップルが打ち出した策が、音質を固定するという選択肢でした。現在のネット環境を考えれば、256kbpsをスムーズに再生させることは、取り立てて難しいことではありませんし、数曲程度であれば、LTE回線で256kbpsでの再生も、大きなパケット負担にはなりません。
 
今後Apple Musicが、更なる音質向上対策に取り組むかどうかは謎ですが、アップルが同じく提供しているBeats Musicでは320kbpsという選択肢があるだけに、同社の今後の出方は気になるところですね。
 
 
Source:Apple Insider,週刊アスキー
(kihachi)
カテゴリ : iOS, 最新情報   タグ : , , ,
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iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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