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米国におけるApple Watch売り上げが、6月末にかけて大幅に低下していることが、調査会社Slice Intelligenceの調べで明らかになりました。米MacRumorsが報じています。
 
事前予約が始まってから落ち込んだのち（これはどの製品にも見られる現象）、5月いっぱいは安定した売り上げを維持していたApple Watchですが、6月末にかけて再び急速に売り上げが落ち込んでいることが、表からも伺えます。

現在は１日4,000～5,000個しか売れていない？

調査報告は、ここしばらくの米国におけるApple Watchの売り上げ個数は1日2万個以下で、日によっては1万個以下のこともあり、6月末には4,000～5,000個まで落ち込んだようだと伝えています。このデータにはカナダ、オーストラリア、英国、そのほかApple Watchを販売する12ヵ国の数字は含まれていません。
 
Slice Intelligenceによると、売り上げの3分の2はスポーツ・モデルです。同社は6月の米国における、最高級モデルであるApple Watch Editionの売り上げは、2,000個以下と推測しています。
 
Apple Watchの需要が急速に低下しているという調査報告書は、先日調査会社Pacific Crestも発表しています。

気になる21日の業績発表

Slice Intelligenceは当初、予約注文開始時の販売個数は100万個、5月末時点での1日平均販売個数は3万個、6月中旬時点での累計販売個数は280万個と見積もっていました。同社はオンライン買い物客の電子レシートをもとに、売り上げ数字の推測を行っています。
 
AppleはApple Watchの販売個数を正式に発表しておらず、iPod、Apple TV、Beats Electronics関連製品やアクセサリなどをすべて合わせた「その他製品」のカテゴリーに含め、売り上げを発表すると見られています。同社の2015年第3四半期の業績発表は、太平洋時間7月21日14:00に行われる予定です。
 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

 
 

カテゴリ : Apple Watch, 最新情報　　 タグ : Apple, Apple Watch, 調査統計