2015年7月2日 15時58分
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【予告編】娘を認知しない誇大妄想狂―新たな映画で描かれるリアルなジョブズ
ユニバーサル・ピクチャーズは、10月9日に公開される映画「スティーブ・ジョブズ」の新たな予告編を公開しました。3分間の映像からは、本編のなかで、決してスティーブ・ジョブズ氏が品行方正な人間に描かれているわけではないことが分かります。
あまりに人間的なジョブズ

今回の予告編は、アップルが初代iMacを発表した頃の野心に溢れる若きスティーブ・ジョブズ氏と、中年となり落ち着いた同氏の対比シーンから構成されています。
また予告編のなかで、ジョブズ氏は、アップルの創業者の1人であるスティーブ・ウォズニアック氏から名声を奪った誇大妄想狂として描かれており、莫大な資産を有しているのにもかかわらず、娘のリサや妻はのけ者にしておくなどといったシーンが目につきます。
特に、「ザ・インタビュー」や「グリーン・ホーネット」でお馴染みのセス・ローガン氏演じるウォズニアック氏から、
「何やってるんだ?あんたはエンジニアでもない。デザイナーでもない。釘に金槌を打つことだって出来ない。俺は回路を構築した。グラフィカル・インターフェースは盗まれた。なのになんでだ?俺は1日に10回、スティーブ・ジョブズが天才だって目にする。あんたは何やってるんだ?」
と詰問され、
「ミュージシャンは楽器を演奏する。そして私はオーケストラを指揮する」
とジョブズ氏が余裕の表情で返すシーンは圧巻です。
「スラムドッグ・ミリオネア」「トレイン・スポッティング」「127時間」など、実験的なカメラワークとしゃれた音楽の組み合わせが得意なダニー・ボイル氏がメガホンを取っているだけに、2013年に公開されたアシュトン・カッチャー版のジョブズ映画とは、人物描写も映像も、かなり違ったものとなりそうですね。
日本で公開されることは、映画の規模から確実だと思われますが、公開日は未定です。
Source:Re/Code
(kihachi)
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iPhone Mania編集部
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