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2015年6月30日 13時39分

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3Dカメラの搭載が停滞するタブレット市場を活性化させるのか

iPad Pro 2015年 発売


アメリカのニューヨークを拠点とする、調査会社ABIリサーチが発行した最新のレポートによりますと、アップルのiPadをはじめとするタブレット市場にとって、2015年は前途多難なスタートとなったようです。

タブレットベンダーは苦境に

iPadがデビューしてから数年が経過していますが、最近では四半期対比の売上は35%も減少しており、前年比では16%も落ち込んでいます。この数字からも明らかですが、タブレット市場は勢いをなくしており、主要なベンダーは苦境に立たされている状況です。
 
もちろん、タブレット市場ではアップルとサムスンが主要ベンダーであり、今後もタブレット市場を牽引していくこと間違いありません。しかし、ABIリサーチのシニアプラクティスディレクターのJeff Orr氏はレポートの中で、中小のタブレットベンダーにとって、2015年は新たに市場に参入し、ビジネスを構築し、マーケットシェアを獲得するのに重要な年であると述べています。

中小ベンダーが市場を活性化

Orr氏は停滞しているタブレット市場は、競争環境を構築する、3番目、あるいは4番目の強力なベンダーが不在であることが問題だと指摘しています。
 
レポートは、停滞するタブレット市場がこのまま終わってしまう訳ではなく、依然として主婦をはじめとする個人、法人向けの多くの特定分野、また教育分野では非常に人気があるとしています。

タブレットへのニーズは高い

さらにレポートでは、タブレットの課題は、長い製品サイクルと販売価格、そして市場での競争環境にあると指摘しています。市場はタブレットの利用ニーズに合った領域に落ち着くはずですが、iPadをはじめ初期のタブレットが投入された時の勢いはありません。しかし、依然として市場では高いニーズが伺えます。
 
Lenovo、Acer、ASUSなどの中小ベンダーが市場を活性化させ、アップルとサムスンの寡占状態から、競合しあう市場環境へと移行できなければ、2015年はこのまま停滞した状況になる可能性があるとレポートは予想しています。

Googleはタブレットに消極的か?

しかし、レポートが指摘しているような競争環境は、iPadの安価なクローンとして提供されているタブレット端末に対し、Android OSを提供しているGoogleが、ほとんど主導権を発揮しておらず、革新的な機能などの提供もなく、市場を活性化させるには無理があると考えられます。

3DカメラがWindows10ハイブリッドに搭載

RealSense 3D Camera
一方、IntelのRealSenseテクノロジーを搭載した3Dカメラが、この秋にも登場する予定です。IntelのSkylakeプロセッサーとWindows10を搭載したタブレットとノートPCのハイブリッドモデルには、このRealSense 3Dカメラが搭載される予定となっています。

アップルも3Dカメラを搭載か

最近、AppleはIntelのRealSense3Dカメラと同様の技術を持つ、イスラエルのカメラ技術メーカー、LinX Computational Imagingを買収しています。この技術では小型化したモジュールで、一眼レフ並みの画質を再現できるようです。
 
このような新たな技術が、リリースが噂されている大画面のiPad Proをはじめとする、iPadに搭載される可能性もあります。
 
今回のABIリサーチのレポートでは、中小の競合ベンダーがタブレット市場に参入することにより、競争環境が生まれ市場が活性化するとしています。しかし、やはりこの秋に登場する予定の、新たなiPadシリーズにどのような技術や機能が搭載されるのかで、タブレット市場の状況は大きく様変わりするのではないでしょうか。
 
 
Source : Patently Apple
(リンゴバックス)

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