2015年6月29日 17時20分
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60歳以上のシニア、約4人に1人はスマートフォンを所持
2015年6月29日、MMD研究所は、「2015年シニア世代の携帯電話端末に関する調査」の結果を発表しました。なお、調査は60歳以上の男女4,406人を対象に行われています。
シニア層のスマートフォン所有率は27.8%
シニア層のスマートフォン(「シニア向けスマートフォン」を含む)所有率は、全体が27.8%となり、約4人に1人がスマートフォンを所有している結果となりました。
また、男女別の所有率は男性が31.8%、女性が23.8%と開きがあることもわかりました。スマートフォンの普及は全年代で進んでいるため、シニア層のスマートフォン所有率は今後も上昇傾向に推移していくと考えられます。
ソフトバンクユーザーのシニア層は、スマートフォン所有率が高い
キャリア別では、ソフトバンクユーザーのスマートフォン所有率が36.0%と最も高く、他キャリアの約1.3倍であることがわかりました。ソフトバンクは、iPhoneを最初に扱ったインパクトに加え、シンプルスマホをはじめとするシニア向け製品に注力したことで、シニア層のスマートフォンユーザーを増やしたものと思われます。
格安SIMの認知有り、71.8%
格安SIMの認知については、71.8%が「有り」と回答しています。しかし、実際に使用していると回答した人は全体の3.7%に留まっていることから、開通手続きや取り付け方法に懸念を示しているユーザーが多いのはないかと考えられます。
格安SIM、「知っているけど買わない」が約90%
格安SIMの認知有り回答者に対して購入意向を尋ねた調査では、87.7%の回答者が「購入意思なし」と回答する結果となりました。シニア層の特性を考えると、スマートフォンの利用については、価格面ではなく「簡易手続きで手軽に使える」という使いやすさが求められているのかもしれません。
Source:MMD研究所
(chappy)
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iPhone Mania編集部
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