Apple Musicの提供で、iTunes Matchのアップロード曲数が10万曲に変更
先の記事で、アップルはiOS8.4は太平洋時間で6月30日午前8時にリリースされ、Apple MusicのラジオステーションであるBeats 1は、午前9時からライブ放送をスタートする見通しであることをお伝えしました。
これは前Beats MusicのCEOであるIan Rogers氏がブログで公開したのですが、アップルのインターネットソフトウエア&サービスを担当する上級副社長、Eddy Cue氏はTwitter上で、Apple MusicとiTunes Matchの両方を利用する場合にはどうなるのか、カスタマーの質問にツィートを返しています。
Apple MusicとiTunes Matchは被る?
基本的には、Apple MusicはiTunes Matchと同じように、ユーザー自身のiTunesライブラリーの楽曲を調べ、楽曲をマッチングしたり、アップロードしたりします。従ってアップル製品のユーザーであれば、全ての機能を利用するためにApple MusicとiTunes Matchの両方に登録する必要はないようです。
iOS9ではiTunes Matchの最大曲数を10万曲に
@karlfranks @robmsimoes 25k for launch and working to get to 100k for iOS 9
— Eddy Cue (@cue) 2015, 6月 27
Cue氏はツィートの中で、現在iTunes Matchでは最大で25,000曲をiCloudに保存可能で、Apple Musicのサービス開始時にはiTunes Matchのユーザーは、この制限が自身のライブラリーに課せられるとしています。しかしながら、アップルはiOS9上ではユーザーの利便性を考慮して、自身のiCloud上のライブラリーに10万曲を保存できるように変更する予定だと述べています。
iTunes Match、将来は?
iTunes Matchは自身のiTunesのライブラリーをiCloud上にアップロードすることにより、端末を問わずインターネット経由でユーザーのライブラリーにアクセスできるサービスです。しかし、Apple Musicのサービス開始で、自身がライブラリーに持つレアな音源以外は、Apple Musicを利用することで同じことができてしまうと思われます。Cue氏の発言では、アップルは当面はiTunes Matchの最大曲数を10万曲に増やすことにするようですが、将来はiTunes MatchのサービスはApple Musicに統合されるのではないでしょうか。
Source : 9to5Mac
(リンゴバックス)
iPhone Mania編集部
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